鍼の刺激で本来備わっている自然治癒力を活性化させます

鍼(はり)は古代中国を発祥とし、日本独自の改良が加えられた治療法です。
経穴(ツボ)に鍼を刺す刺激によって人間の自然治癒力を高め、血行促進や自律神経の調整を図ります。
その効果はWHO(世界保健機関)でも認められ、国内外で注目されています。

鍼をツボや凝り固まった筋肉に刺すことで、筋肉が緩み血行促進がされます。
また、筋肉が緩むことで全身に張り巡らされる神経にも作用し、鎮痛効果も発揮します。
薬とは異なり、人間が本来もつ自己治癒力に働きかけるので副作用がなく、身体の負担も少ないため安心してうけることが出来ます。

美容にも活かされる鍼 - 美容鍼

鍼刺激はお顔にも良い効果をもたらします。
肌色は血行促進、ツヤは皮脂と水分のバランス調整、キメは毛穴やターンオーバー、ハリは細胞や全身の栄養状態に影響を及ぼします。
肌の真皮層に微細な傷をつけ新陳代謝が活発になり、それを修復しようとする過程でコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを自ら活発に作り出すチカラを強化します。
繰り返し継続して行っていくことで「自分で作り出すチカラ」はどんどん強くなります。

また、皮膚組織だけでなくその下の表情筋や筋膜はお顔のたるみに影響を及ぼします。
血行促進により引き上げる筋肉を元気にすることでたるみの改善、リフトアップ効果が期待できます。

灸の温熱刺激で身体と心をケア

お灸は身体の経穴(ツボ)の上で燃やす艾(もぐさ)の温熱刺激により、
自律神経を調整して免疫力を高める治療法です。
WHO(世界保健機関)でも幅広い疾患への効果が発表されており、
現代のストレス社会においては癒し効果への期待も高まっています。

WHO(世界保健機関)が認める鍼灸治療の適応疾患

神経系疾患
自律神経失調症、神経痛、神経麻痺、痙攣、脳卒中後遺症、ノイローゼ、不眠、ヒステリー、めまい、頭痛

循環器系疾患
高血圧、低血圧、心臓神経症、動脈硬化症、動悸、息切れ

消化器系疾患
胃腸病(胃炎、消化不良、胃十二指腸潰瘍、胃酸過多、胃下垂、下痢、便秘)肝機能障害、肝炎、胆嚢炎、痔疾

生殖・泌尿器系疾患
性機能障害 膀胱炎、尿道炎、尿閉、腎炎、前立腺肥大、陰萎

運動器系疾患
関節炎、リウマチ、上肢障害(頸肩腕症候群)、頸椎捻挫後遺症、五十肩、腱鞘炎、腰痛、外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)

代謝内分泌系疾患
バセドウ病、糖尿病、痛風、脚気、貧血

呼吸器系疾患
気管支炎、喘息、風邪および予防

婦人科系疾患
更年期障害、乳腺炎、白帯下、生理痛、月経不順、冷え性、不妊

耳鼻咽喉科系疾患
中耳炎、耳鳴り、難聴、メニエール病、鼻出血、鼻炎、蓄膿症、咽喉頭炎、扁桃炎

眼科系疾患
眼精疲労、仮性近視、結膜炎、疲れ目、かすみ目、ものもらい

小児科系疾患
小児神経症(夜泣き、かんのむし、、夜鷹、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)、小児喘息、アレルギー性湿疹、耳下腺炎、夜尿症、虚弱体質の改善